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【2026/03/30】

2026(令和8)年 公示地価(国土交通省発表)

-全国の全用途平均5年連続で上昇-

◇ この度、国土交通省より2026(令和8)年1月1日時点の公示地価が発表されました(2026年3月)。
※ 公示地価は、基準地価(都道府県)や路線価(国税庁)とともに土地取引の目安となるもので、全国2万6千地点(内、隔年で調査を行う430地点、福島第1原子力発電所の事故を受けた4地点、令和6年能登半島地震の影響による1地点の計435地点では調査を休止)の1平方メートルあたりの価格を示しています。住宅地や商業地、工業地などの区分があり、各地の不動産鑑定士が土地を更地の状態とみなして評価し、国土交通省の土地鑑定委員会が価格を判定します。

◇ 全国平均の公示地価は、全用途平均、住宅地、商業地のいずれも5年連続で上昇し、上昇幅も拡大しましたが、住宅地は前年と同じ上昇幅となりました。景気が緩やかに回復している中、地域や用途により差がありますが、三大都市圏では上昇幅が拡大し、地方圏でも上昇傾向が継続するなど、全体として上昇基調が続いています。

(1)全国平均では、全用途平均で前年比2.8%の上昇(前年2.7%上昇)となっています。また、住宅地で2.1%上昇(前年2.1%上昇)、商業地で4.3%(前年3.9%上昇)と、いずれも5年連続で上昇しています。

(2)三大都市圏(東京圏、大阪圏、名古屋圏)では、全用途平均で4.6%の上昇(住宅地3.5%上昇、商業地7.8%上昇)となっており、5年連続で上昇しています。東京圏、大阪圏では上昇幅の拡大傾向が継続しています。名古屋圏では上昇幅が縮小しました。

(3)地方圏では、全用途平均で1.2%上昇(住宅地0.9%上昇、商業地1.6%上昇)となっており、5年連続で上昇しています。全用途平均・住宅地は上昇幅が縮小しましたが、商業地は前年と同じ上昇幅となりました。
 地方四市(札幌市、仙台市、広島市、福岡市)では、上昇幅がやや縮小しましたが、その他の地域では全用途平均・住宅地は前年と同じ上昇幅となりましたが、商業地は上昇幅が拡大しまいました。


<2026年分 公示地価変動率 (前年)>

 全 国三大都市圏地方圏
全用途平均2.8%(2.7%)4.6%(4.3%)1.2%(1.3%)
住宅地2.1%(2.1%)3.5%(3.3%)0.9%(1.0%)
商業地4.3%(3.9%)7.8%(7.1%)1.6%(1.6%)

<三大都市圏 内訳 (前年)>

 東京圏大阪圏名古屋圏
全用途平均5.7%(5.2%)3.8%(3.3%)2.3%(2.8%)
住宅地4.5%(4.2%)2.5%(2.1%)1.9%(2.3%)
商業地9.3%(8.2%)7.3%(6.7%)3.3%(3.8%)

◇ 全国で地価が最も高い地点は、商業地が20年連続で中央区銀座4-5-6 [山野楽器銀座本店]の1平方メートルあたり6,710万円、住宅地は9年連続で東京都港区赤坂1-14-1の1平方メートルあたり711万円でした。

<全国都道府県地価ランキング(平均)>
順位 都道府県  1平方mあたり    坪単価    前年比
1位  東京都   148.0万円 /m²   489.3万円 /坪   +8.40%
2位  大阪府   41.1万円 /m²   135.9万円 /坪   +4.31%
3位  京都府   36.0万円 /m²   119.1万円 /坪   +3.92%
4位  神奈川県  32.1万円 /m²   106.1万円 /坪   +4.33%
5位  福岡県   26.3万円 /m²   87.1万円 /坪   +4.28%
*日本全国地価平均 29.7万円 /m²   98.4万円 /坪   +2.79%

<全国坪単価ランキング(平均)>
1位  東京都中央区   3,317.2万円 /坪
2位  東京都千代田区  2,285.8万円 /坪
3位  東京都渋谷区   2,015.7万円 /坪
4位  東京都港区    1,824.2万円 /坪
5位  東京都新宿区   1,431.7万円 /坪

※ 地価公示法  都市計画法 (昭和43年法律第100号)第4条第2項 に規定する都市計画区域、その他の土地取引が相当程度見込まれるものとして、国土交通省令で定める区域(「公示区域」:国土利用計画法(昭和49年法律第92号)第12条第 1項の規定により指定された規制区域を除く。)において実施することとされている(地価公示法(昭和44年法律第49号)第2条第1項)。